日本で空き巣などの侵入犯罪が発生しやすいのは戸建て住宅と言われています。
戸建て住宅が侵入犯罪の被害に遭(あ)いやすいことは、下記のように、日本では戸建て住宅比率が共同住宅(マンション)比率よりも圧倒的に高いこと、一般に戸建て住宅の方が共同住宅よりも侵入口が多いこと、などからも容易に理解できますよね。
戸建て比率 | 共同住宅比率 | |
日本全国 | 81.4% | 17.4% |
首都圏(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県) | 66.16% | 32.51% |
この事実は、多くは戸建て住宅に居住する日本人にとって安易に見過ごせないことです。
本格的な防犯対策は、防犯の専門家や専門業者に相談することが必要ですが、この記事では個人でもできる防犯対策・防犯グッズについて紹介します。
空き巣犯が犯行を諦めた理由のランキング
下の表は、空き巣犯に対して実際に聞き取り調査を行った結果です。
「これまでに次の理由で犯行を諦めたことがあるか?」という問いに対する答えを多い順にランキングしたものです。
ランキング | 空き巣犯が犯行を諦めた理由 |
1 | 声を掛けられた |
2 | センサーライトが設置されていた |
3 | 犬を飼っていた |
4 | 警備会社のステッカーが貼付されていた |
5 | 窓に補助錠が付いていた |
6 | 防犯カメラが付いていた |
7 | 警察官に出会った |
8 | 頑丈な面格子が付いていた |
9 | その他 |
侵入犯罪に対する防犯対策

センサーライトの設置
空き巣犯が侵入するのは住人が寝静まった深夜が多いようです。暗くて人目につきにくく、目撃されるリスクも低いので狙いやすい時間なのでしょう。
侵入犯は、暗い状況下でセンサーライトが点燈して急に明るくなると驚きます。つまりセンサーライトは、侵入犯にそれ以上の侵入を諦(あきら)めさせるのに有効ですよね。
ソーラー式や電池式のタイプは、電気工事が不要ですので個人でも設置可能です。
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クレセントカバー・サッシの補助錠の設置
侵入犯が侵入する主要なルートは玄関ドアや窓です。侵入犯の約7割は、住宅に侵入するまでの時間が5分を超えるとが侵入を諦めると言われています。
最近の玄関ドアの錠前は解錠に時間がかかりやすいので、玄関よりもセキュリティが弱い窓が狙われやすいと考えられます。
窓は一般に半月形のクレセントを回転させることによって施錠されます。したがって侵入犯は窓ガラスを割り、割れたところから手を入れてクレセントを回転させ、窓を開けて侵入します。
クレセントカバー

クレセントの回転を阻止する防犯グッズとしてクレセントカバーがあります。クレセントカバーを設けておけば、侵入犯は窓ガラスを割ってもクレセントを容易に解錠できなくなります。
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窓サッシの補助錠

窓サッシの補助錠は窓サッシのスライドを阻止するものです。この補助錠はサッシの上下に取り付けます。
窓サッシの補助錠を設けておけば、クレセントが解錠されても窓サッシのスライド、つまり窓が開けられることを阻止できます。
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防犯カメラの設置
防犯カメラは、侵入犯を撮影するので、侵入犯の犯行を阻止する手段として非常に有効です。今はわずかな明かりでも撮影が可能な高性能ものが廉価に販売されています。
ソーラー式や電池式のタイプは、電気工事が不要ですので個人でも設置可能です。
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庭への防犯砂利の敷設
上を歩くと音がなる防犯砂利を庭に敷くのも防犯対策として有効です。
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近隣住民との交流
空き巣犯が犯行をあきらめる理由の第1位は、人に声をかけられることです。近隣住民同士の交流が多い地域は、住民同士による防犯意識も高く泥棒から狙われにくくなります。そこで、積極的に近隣住民と交流することを心がけましょう。
泥棒に留守と思われない工夫
頻繁に自宅を留守にする家はそうでない家よりも泥棒に目を付けられやすくなります。泥棒は犯行に及ぶ前に下見をして家が留守であるかを確認します。
出張や旅行などで自宅を留守にすることが多い家は、泥棒に留守と思われないような工夫をしましょう。
例えば、外出時でも室内の電気をつけておく、郵便受けに郵便物をためないようにする、などです。
まとめ
以上に、センサーライト、クレセントカバー・サッシの補助錠、防犯カメラ、防犯砂利などの防犯設備・グッズによる防犯対策、および防犯のための工夫について紹介しました。
特に防犯設備・グッズによる防犯対策は、見た目にも防犯意識の高い家ということが強調されますので、犯罪者の標的にはなり難いと思います。