DIY 車天井剥がれの修理 ボタンリベットを使えば安くて簡単!

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ボタンリベットで車天井剥がれを修理した状態 役立つ道具

車の天井の内張りが剥がれ ➡ 見かけが悪い、車に乗るたびに重い気分 ➡ 放置しておいていいことはないです。

このいやな「天井はがれ」、発生するかどうかは、車の年式やメーカー、使用状況などによって異なるようです。

「天井はがれ」が起こる可能性が高い車 ➡ 一般的には、新車から10年以上経過した車、駐車中に長時間高温や湿度の影響を受ける車など、と言われています。

「天井はがれ」が起こる割合 ➡ 国産車よりも輸入車、特に欧州車が圧倒的に高いというのが実情。

一方、「天井はがれ」の修理を修理工場に頼むとなると、例えば6万円以上とか、高額の費用がかかります。

長い間乗り込んだ車でこの費用はホントにイタイ!

かといって今は車を買い替えるだけの蓄えも無いし…悩みますよね。

そこで、この記事では、ボタンリベットを使い安くて簡単にできる「天井はがれ」の修理方法について紹介します。

この記事を読めば、ボタンリベットを使って安くて簡単にできる「天井はがれ」の修理方法が分かります。

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DIY 車天井剥がれの修理 ボタンリベットを使えば安くて簡単!

使用するボタンリベット

この記事では簡単に「ボタンリベット」と呼んでいますが、一般には「自動車ルーフヘッドライナー修理ボタンリベット」と呼ばれているものです。

車天井剥がれの修理用のボタンリベット
DIY – repair of car ceiling peeling kazeyujinblog.com

上の写真は修理に使った「ボタンリベット」の残りの部品。

購入した「ボタンリベット」のセットには、画びょう、帽子形金具、ネジ、ボタン形キャップ、ドライバーおよびメジャーが付属。60組ほとあります。

画びょうは、赤、青、緑、黄、白の5種類。天井から垂れ下がった内張りを天井に仮固定する用途。また「ボタンリベット」の取り付け位置を示すための役割も。

帽子形金具は、円形の中心にネジを通す穴があり、天井の内張りを天井に固定するための用途。

ネジは帽子形金具を天井に固定する用途。

ボタン形キャップは帽子形金具に被せて帽子形金具を隠す化粧用。ボタン形をしたキャップです。

「天井はがれ」の状態

車天井剥がれの状態
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この写真は、内張りが天井から垂れ下がった状態のマイカー。恥ずかしながらひどい状態!

ご多分に漏れず(ごたぶんにもれず)欧州車です。

「天井はがれ」の修理

「ボタンリベット」を使った「天井はがれ」の修理は、次の手順で行います。

①画びょうによる内張りの天井への固定作業:天井から垂れ下がった内張りを画びょうにより天井に仮止めする。

②帽子形金具の取り付け:画びょうによる仮止め位置に、付属のドライバーを使い、ネジによって帽子形金具を取り付ける ➡ これにより、天井の内張りを天井に固定する。

③ボタン形キャップの取り付け:天井に取り付けた帽子形金具にボタン形キャップを被せる。

①画びょうによる内張りの天井への固定作業

車天井剥がれを画びょうで仮止め
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天井から垂れ下がった内張りを画びょうにより天井に仮止めします。

画びょうによる内張りの仮止め位置は、付属のメジャーを使って距離を測りながら決定します。

整然とした位置決めにあまりこだわらない方は、目視による位置決めでもいいでしょう。

②帽子形金具の取り付け

車天井内張りを帽子形金具で固定
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画びょうを抜き、画びょうを刺していた仮止め位置に、帽子形金具を取り付けます。

この際、帽子形金具は、付属のドライバーを使い、ネジによって取り付けます。

これにより、垂れ下がっていた天井の内張りを天井に固定します。

この作業を一つ一つの画びょうに対して行って行きます。単調な作業です。

車天井内張りを帽子形金具で固定
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なお、帽子形金具は、上の写真のように、突出している側が下向きになるように取り付けます。

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③ボタン形キャップの取り付け

車天井内張りを固定した帽子形金具にボタン形キャップを被せた状態
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天井に取り付けた全ての帽子形金具にボタン形キャップを被せていきます。

車天井内張りを固定した帽子形金具にボタン形キャップを被せる作業
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この作業ではボタン形キャップを指で帽子形金具に強く押し付けます。

その時、プチッという音が鳴ればボタン形キャップの取り付けができた合図です。

ボタン形キャップの取り付けには、かなり力が必要なので指が痛くなります。

そこで、次のような要領で行えば比較的容易にボタン形キャップの取り付けができます。

これはてこの原理を利用した方法です。

⑴まず、上の写真のように、帽子形金具に対してボタン形キャップを斜めに被せる

⑵次に、斜めになっているボタン形キャップの天井に近い側(写真では左側)を一つの指で押さえる

⑶次に、斜めになっているボタン形キャップの天井から遠い側(写真では右側)を他の指で押し込む

作業に要した時間

今回の作業では、60個あったボタンリベットの組を30個ほど使いました。

作業に要した時間は2時間程度です。私は高齢者なのでトロトロとやりました。

若い方ならテキパキと1時間程度でできるでしょう。

ボタンリベットを使った「天井はがれ」の修理 デメリットとメリット

以下に、ボタンリベットを使って「天井はがれ」の修理を行うことのデメリットとメリットを説明します。。

デメリット

デメリットは以下です。

・自分でやるのがめんどくさいと思う方もいる。

・天井にボタンリベットがたくさん並ぶので、内装の張り替えよりも見かけが悪い。

メリット

メリットは以下です。

・内装の張り替えを業者に依頼するよりも「天井はがれ」の修理を圧倒的に安くできる。

・自分でやる場合でも「天井はがれ」の修理を簡単にできる。

まとめ

この記事では、市販のボタンリベットを使った「天井はがれ」の修理方法について紹介しました。

ボタンリベットは安く販売されていますし、作業自体も簡単です。

車の「天井はがれ」にお悩みの方は是非やってみてください。

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