【2023年】防災用品 ライフライン寸断で必要なものリスト

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最近は大きな気候変動などに伴って、台風が大型化し水害や土砂崩れなど大小様々な災害が世界的に起きやすくなっています。特に日本では近い将来大規模な地震が起こるであろうとの予想も発表されています。

このような災害に対して、実際に被災したときに「しまった!準備できていなかった!」では後悔しますので、日頃から準備が必要です。

一方、防災用品を準備するとなると「何をどこまで揃えればいいの?」という疑問がありますよね。

そんな疑問に対して、この記事では、被災経験者や防災の専門家の意見を参考にして、災害による「ライフライン寸断で必要なものリスト」をまとめました。

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防災用品(防災グッズ)の備えの考え方

「防災用品」という言葉は、文字面からは災害を防ぐものを意味しているようにも思えますが、一般には「災害時に使用するもの」という意味で使われています。ここでもそのように使います。

災害の規模にもよりますが、災害によりライフラインが寸断されてから復旧するまでには通常3日から1週間程度かかります。

したがって、防災用品の備えは3~7日分となりますが、最大の7日分の備えとなるとかなりの規模になります。そこで、備えはできれば7日分、最低限3日分と考えます。

また、避難所で備蓄されている食料や防寒具等の量は最低限の量のみというのが通常です。このため、避難所に大勢の人が避難した場合、食べ物や防寒具が足りないといった事態が起こります。

そこで、避難所に行く際にも必要なものをできるだけ持ち込むのがいいと思います。それによって避難所での生活の質が大きく変わります。

防災用品(防災グッズ) ライフライン寸断で必要なものリスト

ライフライン寸断で必要なもののリストは下記〈表1〉のとおりです。                           

〈表1〉
食べ物・飲み物飲料水(ペットボトル) ・食料品(パックご飯、カップ麺、缶詰など)
電化製品・スマートフォン ・モバイルバッテリー ・ラジオ(手回し充電タイプなど)
・イヤホン ・懐中電灯 ・ランタン ・乾電池
生活用品非常用トイレ(携帯トイレ) ・トイレットペーパー ・ウエットティッシュ ・除菌シート ・衣類(数日分) ・タオル ・生理用品 ・カセットコンロ ・カセットボンベ       
救急セット・絆創膏 ・包帯 ・ガーゼ ・消毒薬 ・常備薬
身分証等コピー・免許証 ・健康保険証 ・通帳 ・お薬手帳
体の保護品・軍手 ・マスク ・スニーカー ・保温シート
その他・ビニール袋(ゴミ袋を含む) ・ポリタンク(折畳み式) ・はさみ ・割り箸 ・紙コップ   ・紙皿 ・歯磨きセット ・輪ゴム ・現金(小銭を含む) ・鏡 ・上履き ・筆記用具
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「ライフライン寸断で必要なもの」ランキング

ライフラインが寸断した状況下で必要性が高いものからランキングすると、

1. トイレ、2. 飲料水、3. 食料品、4. その他の必要品の順序となります。

トイレ

大規模な地震や台風などの災害下では、電気・ガス・上下水道などのライフラインが寸断されます。そんなときにまず困るのがトイレです。

我々人間は空腹は少し我慢できてもトイレは我慢できません。一方、電気・水道が寸断された被災地域では水洗トイレは使えなくなります。

これは、排泄物を水で流せなくなるばかりでなく、下水管や下水処理・し尿処理施設が被害を受けているいる状態でトイレに水を流すと施設の復旧に多大な悪影響が及ぶためです。

携帯トイレ

携帯トイレは、一般に凝固剤や吸水体と処分用の袋がセットになったものです。様々なタイプのものがあり、百均ショップでも販売されています。

数量は、例えば1人1日5個として3日で15個、これが家族の人数分だけ必要です。

また、自作できる段ボールトイレも提案されていますので、そちらも適宜利用するといいでしょう。

しほママの段ボールトイレの作り方

【防災グッズ】簡易トイレの作り方

飲料水

人が1日に必要とする水の量は2~3ℓ(リットル)といわれています。例えば1日2.5ℓとして3日で7.5ℓ、これが家族の人数分だけ必要です。

ただし、最低限1日1ℓあれば人は生きていけるそうです。被災時という特殊な状況下では、1人1日1ℓ、3日で3ℓとしてもいいでしょう。

水をペットボトルで準備

1人3日で3ℓとして、2ℓのペットボトルだと2本、例えば3人家族だと6本ですね。

ただし、1本のペットボトルの持ち運びや、ボトルに口をつけて飲むことを考えれば、500mℓボトルも用意する方がいいと思います。

お茶やジュースも

水だけでなくお茶やジュースなども準備しておくといいでしょう。味がある飲み物は被災生活のストレス軽減にも役立ちます。また、栄養補給を考えれば野菜ジュースなどもいいと思います。

食料品

乾燥していてパサパサのものや辛いものなど、食べてのどが渇くもの、食べて水分が欲しくなるもの避けるべきでしょう。

ご飯では水分を足すだけで食べられるアルファ米がいいでしょう。アルファ米は、炊飯後に乾燥させて作った加工米のことで、炊かなくてもお湯や水を注ぐだけでご飯になるので非常用に便利です。

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その他の必要品

スマートフォン・ラジオ

被災時には情報の取得が重要です。インターネット環境が健在であればスマートフォンが使えます。それがダメでも、ラジオがあれば電波で情報を受信することができます。

なお、スマートフォンは通常、常時携帯しているものなのでリストに入れる必要はなかったのでしょうが、忘れずにという意味であえて入れました。

ウエットティッシュ

ウエットティッシュは水道が使えない状況下ではとにかく大量に使うそうです。手足を拭いたり、体のその他の部分を拭いたりと。多めに準備しておきましょう。

懐中電灯・ランタン

防火上、避難所ではローソクを使えないので、停電時の明かりとして懐中電灯・ランタンが必要です。

頭に着けるヘッドライトタイプの電灯は両手が空くので移動する場合に有効です。また、床に置ける置き型のランタンとして使える電灯も有効です。

保温シート

「体の保護品」に挙げている「保温シート」はエマージェンシーシートとも呼ばれており、最近話題の防災防寒グッズです。避難中の体温低下を防ぎ、暑さや寒さ、風雨から身を守るのに役立ちます。

薄型かつ超軽量であり、マントのように羽織るものから寝袋タイプまで種々のものがあります。

身分証等コピー

「身分証等コピー」はスマホで撮影した写真でもいいと思います。

紙コップ ・紙皿

断水して食器を容易に洗えない状況下では使い捨てできる紙コップ ・紙皿が有効です。なお、紙皿はラップを皿面にかけて使うと繰り返し使えます。

避難時に持ち出すべきものリスト

〈表1〉に挙げたもののうちから「避難時に持ち出すべきものリスト」を〈表2〉に挙げました。

〈表2〉
食べ物・飲み物飲料水(ペットボトル) ・食料品(パックご飯、カップ麺、缶詰など)
電化製品・スマートフォン ・モバイルバッテリー ・ラジオ(手回し充電タイプなど)
・イヤホン ・懐中電灯 ・ランタン(照明) ・乾電池
生活用品非常用トイレ(携帯トイレ) ・ウエットティッシュ ・衣類(数日分) ・タオル
・生理用品
救急セット・絆創膏 ・包帯 ・ガーゼ ・消毒薬 ・常備薬
身分証等コピー・免許証 ・健康保険証 ・通帳 ・お薬手帳
体の保護品・軍手 ・マスク ・スニーカー ・保温シート
その他・ビニール袋(ゴミ袋を含む) ・ポリタンク(折畳み式) ・はさみ ・割り箸 ・紙コップ   ・紙皿 ・歯磨きセット ・輪ゴム ・現金(小銭を含む) ・鏡 ・上履き ・筆記用具
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〈表2〉では〈表1〉から、カセットコンロ、カセットボンベを除いています。

非常用持ち出し袋

「避難時に持ち出すべきもの」は、咄嗟(とっさ)の事態に対応できるように、非常用持ち出し袋に入れておきます。

家族が複数人の家庭では、各自の非常用持ち出し袋を用意し、それらに共用品(水や食料)を分散して入れておくのもいいでしょう。このようにすれば、持ち出しの際の負担を分散できます。

また、水などの飲み物は、重量が嵩(かさ)むので500mℓボトルで2~3本にしておけばいいでしょう。

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防災用品等についての留意事項

賞味期限切れがあるものはローリングストック

飲料水や食料品などの賞味期限があるものは、日々の生活で使いながら補充していく「ローリングストック」が原則です。

また、モバイルバッテリーや電池の状態も確認しておきましょう。

防災用品は必要に応じて防水を

防災用品には水に濡れると使えなくなるものがあります。ビニール袋に入れたり、荷物やリュック全体をビニール袋で包んでおくなど防水に心がけましょう。

家族で避難先を共有

地震などの突然の災害発生時には家族が離れ離れになる可能性があります。ライフラインが寸断しているとお互い連絡が付かない状態となります。

そんなときのために、避難場所の優先順位を決めておき、家族で共有・確認しておきましょう。例えば、第1避難場所はココ、第1避難場所にいなければ次はこの第2避難場所というように。

その他の防災用品 

非常用持ち出しセット

避難時に持ち出すべきものをまとめたセットとして、防災グッズの専門企業から非常用持ち出しセットが販売されています。

自分で防災用品を揃えていくのもいいですが、このようなセットを購入するのも選択肢としてありだと思います。

そのような防災グッズの通販サイトを別記事にまとめました。ご興味ある方は下記からどうぞ。

【2023年】防災士監修の防災グッズ・防災グッズ通販サイトのまとめ

焚火台(ウッドストーブ)

例えばキャンプが趣味でキャンプ用品を揃えている人は、電気・ガスが止まっている状況下、自宅で避難生活を送る場合に有利です。

自宅に例えば焚火台(ウッドストーブ)と燃料となる薪があれば、それを熱源として調理をしたり暖をとったりできます。

私も「もしものときのために」と趣味を兼ねて、焚火台を所有しいくらかの薪をストックしています。ご興味のある方は下記からどうぞ。

【コスパ良好】二次燃焼式の焚火台(ウッドストーブ)について

ポータブル電源

ポータブル電源があると、電気が止まっている状況下でも電気が使えるので大きな助けとなり避難生活が一変すると思います。

近年、防災用やキャンプ用として各社からいろいろの製品が発売されているので購入をご検討されてはいかがでしょうか。

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まとめ

筆者は直接的には大きな災害の被災経験はないです。しかし、以前勤めていた会社の何人かの同僚が1995年1月17日の「阪神淡路大震災」で被災し、大変なことになったのを鮮明に覚えています。

また、近い将来には「南海トラフ地震」が必ず起きるという警告が発せられています。

そんなことから、今回ネット上に公開されているたくさんの被災者や防災専門家の意見を調べ、自分自身での確認の意味も込めて当記事をまとめました。

当記事では、「防災用品(防災グッズ)の備えの考え方」、「防災用品(防災グッズ) ライフライン寸断で必要なものリスト」、「避難時に持ち出すべきものリスト」、「その他の防災用品」等について紹介しました。

この記事が少しでも読者皆様の助けになればと思います。

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