自宅の庭にバーベキューやお茶を楽しめるガーデンテーブルがあれば便利ですよね。
でも市販のものは高価だし、安価なものは貧弱だし、自分の好みに合ったものは見つからないし、かといって自分で作るのはめんどうそうだし、と思っていませんか?!
実は、ガーデンテーブルを自作するのは思ったよりも簡単です。
なぜなら、私は10年以上も自分好みのバーベキュー用ガーデンテーブルを簡単に自作しています。
初めての人でもチョット頑張れば二日ほどでできるでしょう。特別な能力は不要です。天気のいい例えば土日を利用して作ってみてはいかがでしょう。
この記事を読めば、初めての方でも簡単にバーベキュー用ガーデンテーブルを製作できます。
バーベキュー用ガーデンテーブルを自作することについて
バーベキュー用ガーデンテーブル(以下、テーブルと呼びます)は、家族構成やその変化、あるいは使用者の好みにより、希望のサイズや形態が異なります。
このため、市販品では希望に合致するものが容易には見つかりにくく、また価格も高くなりがちです。そこで、テーブルは10年以上前から自作しています。
テーブルの形態について
テーブルの中央にバーベキューコンロを配置する形態
テーブルは、上の写真のように、テーブルの中央にバーベキューコンロ(以下、コンロと呼びます)を配置する形態です。
テーブル面となる天板は、天板の下に配置したコンロの上面に相当する部分が天板本体から分離した蓋となっています。蓋は、コンロの上面を開閉可能とし、かつ天板上面の平坦性を維持します。
このような形態のテーブルは、複数人でテーブルを囲みながらコンロでバーベキューを楽しむことができます。
天板とテーブル台とを分離した形態
テーブルは、天板と天板を配置して支持するテーブル台とを分離した形態です。
テーブルをこのような分離形態とすることにより、テーブル台よりも腐食し易い天板のみの交換が容易になります。
また、テーブルを移動する場合、天板とテーブル台を別々に運ぶことができるので、一人でも移動作業が容易です。
テーブルの構成について
天板
・天板は、写真のように、外側2枚の長尺板aおよび内側4枚の短尺板bを、外側2本の長尺連結材c、内側2枚の短尺連結材d、および木ねじにより裏面から連結して形成しています。
長尺連結材cおよび短尺連dの取付位置は、これらの間に後述する台枠部の短尺横木iが入るように調整します。
・天板の隣り合う板間には排水用の5mm程度の隙間を設けています。右2枚と左2枚の短尺板bの間は、コンロ上面が露出する開口部となります。
・短尺板bは、長尺板aと同サイズの2枚の板材を切断して形成し、残った2枚の板材は蓋の材料(蓋板材e)になります。
・開口部周りの短尺板bの裏面には、一部が開口部に突出するにように、4枚の金属板kを取り付けています。これら金属板kの開口部への突出部は、蓋を開口部に配置したときの受部になります。
蓋
・蓋は、写真のように、2枚の蓋板材eを裏面から金属板nと木ねじにより連結し、天板表面写真のように、表面から2枚の蓋板材eを跨ぐように取手oを取り付けることにより形成しています。
テーブル台
・テーブル台は、天板を受ける長方形の台枠部、4本の縦方向の脚部材h、2本の短尺横木i、2本の長尺横木jからなります。
短尺横木iは、横方向に並ぶ2本の脚部材h同士を連結します。長尺横木jは、2本の短尺横木i同士を連結します。
・台枠部は、2枚の長尺枠板pと2枚の短尺枠板mとを長方形の枠形状に連結したものです。連結には4個のL字形金具sを使っています。
4本の脚部材hは、台枠部の内側の四隅に木ねじにて取り付けています。
コンロ台
・コンロ台は、天板の開口部の下に置くコンロの高さ調整用の台です。余った木材を使って適当に作りました。
テーブル、材料の寸法例
以下のとおりです。なお、寸法は凡そです。また、これは私の製作例ですので、好みに応じてサイズを変更してください。
部材 | 縦×横×高(厚) | 数量 |
テーブル | 1055×745×610 | 1 |
長尺板a | 1055×182×36 | 2 |
短尺板b | 345×182×36 | 2 |
長尺連結材c | 620×35×35 | 2 |
短尺連結材d | 530×88×18 | 2 |
蓋板材e | 345×182×36 | 2 |
長尺枠板p | 790×87×18 | 2 |
短尺枠板m | 580×87×18 | 2 |
脚部材h | 570×38×38 | 4 |
短尺横木i | 585×40×16 | 2 |
長尺横木j | 715×40×16 | 2 |
金属板k | 4 | |
金属板n | 2 | |
取手o | 1 | |
L字形金具s | 8 |
使った道具について
電動丸鋸
天板の長尺板aおよび短尺板bは厚みがあるので、これらの切断にはRYOBIの電動丸鋸を使いました。
なお、今回、自宅にあった板材を使ったので、自分で板材等を切断しました。
しかしながら、ホームセンターで板材を買う場合には、ホームセンターの切断サービスを利用するのが圧倒的に楽です。
切断費用は1カット100円程度でしょう。
電動ドライバー
ねじ止めには、BOSCHの電動ドライバーを使用しました。
塗料について
塗料は、関西ペイントのマホガニー色の水性塗料を使用しました。
その他
・材料を用意してテーブルを組む際には、あらかじめ各木材に塗料を塗っておくのが防腐対策上好ましいと思います。
・コンロには少し大型の七輪、または七輪型のバーベキューコンロを使っていますが、大人4人までならこれで間に合うと思います。
使用感について
素人のDIYなので当然豪華さはないですが、庭でのティータイムとかバーベキューとか、大変重宝しており、満足しています。
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