近年、労働者の間ではキャリア形成が重要なキーワードとなっています。
キャリア形成とは、簡単には個人が職業能力を作り上げていくことです。そのためには、キャリアを築くための長期的な計画や必要なスキルを考えることが重要です。
企業への就職を希望している方、現在企業で働いている方、転職を希望している方は、自身のキャリア形成についていろんな悩みがあると思います。具体的には下記のようなものです。
・転職エージェントでは、上手く転職活動ができていない。
・求人サイトでは、どのように転職活動をすればよいかわからない。
・SNS上で転職活動をしているが、職務経歴書の作成や面接で困っている。
・副業をしたいが何から手をつけてよいかわからない。
・現職で人間関係が上手くいっていない。
・今の会社でどのようなキャリア形成をすればよいかわからない。
そのような悩みについて、身近に相談できる人がいる方はいいですが、そうでない方は悶々とした日々を送っておられることでしょう。
若い頃の私もそうでした。
そこで、そのような方のために、いろいろな悩みを相談できるサービスを紹介します。それはキャリアコーチングサービスを行っている「coachee」(コーチー)です。
この記事では、「coachee」の特徴やサービスについて解説します。
☆ ☆
キャリアコーチング coachee(コーチー)の特徴・サービス
coachee はどんなサービスをしているの?
「coachee」は、有料のキャリアコーチングサービス(キャリア形成相談サービス)をしています。
「coachee」にはキャリア形成に習熟したコーチが登録しており、それらコーチから就職、転職、副業、仕事の悩み相談、目標の設定、目標の達成などについてアドバイスを受けられます。
なお、必ずしも転職を前提とせず、長期的な視点でキャリア形成をどのようにすればいいかという点についてサポートが得られます。
近いサービスではココナラが有名です。ただし、ココナラは幅広い分野の相談を扱っているのに対し、「coachee」はキャリアコーチング(キャリア形成)の相談に特化しています。
つまり、キャリアコーチングに特化した「coachee」に悩みを相談すれば、キャリア形成に関して有益なアドバイスを得やすいでしょう。
coachee に相談できること
coachee に相談できるテーマ
「coachee」に相談できるテーマは下記です。なお、下記は一例です。
●キャリア形成
●スキル向上・目標達成
●副業・起業
●新卒就活
●退職・転職検討
●仕事、人間関係の悩み
●自己分析
●履歴書・職務経歴書添削
●ES(エントリーシート:企業に応募する際に提出する応募書類)の添削
●SPI(適性検査)・Webテスト対策
coachee に在籍するコーチの専門領域
「coachee」に在籍するコーチの専門領域は下記です。なお、下記は一例です。
●営業
●企画・経営
●事務・管理
●接客・サービス
●美容・ブライダル
●医療・福祉
●金融・不動産専門職
●クリエイティブ
●ITエンジニア
●電気・電子・機械
coachee に在籍するコーチが有する資格
「coachee」に在籍するコーチが有する資格は下記です。なお、下記は一例です。
●社会保険労務士
●キャリアコンサルタント
●産業カウンセラー
●心理カウンセラー
●臨床心理士
●ファイナンシャルプランナー
●GCS(Ginza Coaching School)認定コーチ
coachee に在籍するコーチの経歴
多くのキャリア相談経験者、実務経験者、有資格者が在籍しています。なお、下記は一例です。
●実務経験が20年のITエンジニア
●大手人材会社にてエンジニア、デザイナーに特化した転職支援経験者
●元プロ競輪選手(プロ在籍8年、戦績70勝)
●株式会社リクルートにてセールスレコード樹立者
●元IBMにて新卒採用/中途採用をしてきたキャリアコンサルタント
●東証1部上場企業3社でマネジメント経験者
●WEBデザイナー&ライフコーチのパラレルワーカー
●大手国内企業の本社部長職とグループ会社取締役
●スキルシェアプラットフォームにて「転職 キャリアコンサルタント」部門1位獲得者
●フォロワー2.5万人以上のTikToker
●キャリア相談人数2,000名以上のTCS認定コーチ
なぜキャリアコーチングの需要が増えているのか?
労働市場の急速かつ大きな変化
世界的経済の不安定化、AIの普及などで労働市場が加速度的変化しており、労働者とってリスクが増大しています。
そのため、労働者には、将来の不安を軽減するために副業が普及し、キャリアの見直し、学び直しが求められています。
労働者の採用市場の変化
近年、SNSを利用して手数料がかからない方法で労働者を採用する企業が増えてきました。つまり、転職エージェントを介さない直接応募が主流になりつつあります。
労働者の困惑・悩み
その一方で、労働者は、SNS等からの情報過多の現状に困惑し、キャリア形成に関し、何をすべきか、何ができるのか、どうすればいいのか、誰に相談すればいいのか、といった悩みが増えています。
キャリアコーチングサービスの必要性
そこで、キャリアコーチングサービスの出番となります。副業や社内キャリアアップ等、転職を目的としないキャリア相談の需要が増えています。
キャリアコーチングサービスでは、労働者の悩みに対して労働者個人に寄り添った支援が可能です。
有料キャリア相談サービスでの coachee の位置
有料キャリア相談サービスのカオスマップにおいて、「coachee」は「転職相談/キャリアコーチング」(左上)のグループのCtoCプラットフォーム型として存在します。
coachee のメリット
「coachee」のメリットは下記の点です。
●在籍するコーチは、様々な資格保有者、多くのキャリア相談経験者、実務経験者、有資格者などで、それらコーチのうちから直接アドバイスがもらえる。
●利用者は、多数のコーチの中から目的に合わせてコーチを選択できる。
●最低価格が1,000円からなので、他のコーチングサービスやキャリアコーチングサービスと比較して、相談しやすい価格設定である。
●1回のみの相談も可能なので気軽に利用できる。
●相談は全てオンラインで実施される(匿名個別相談が可能)。
●万が一、サービスに納得がいかなかった場合は「返金制度」を利用できる。
最低価格が1,000円から、1回のみの相談も可能、相談は全てオンラインで実施なので、気軽に利用できますよね。
初回相談がなんと無料!のコーチもいますよ。
- Q「coachee」 はどうして「高品質なのに圧倒的に低単価」なの?
- A
「coachee」 は、プラットフォーム型のサービス、かつスキルシェアサービスなので「高品質なのに圧倒的に低単価」を実現できているんです。
coachee を利用すれば、格安料金で相談できて、悩みを解決できそうですね!
coachee は、例えば初回無料相談を利用して気軽に悩みを相談してみたい方にもおすすめです!
元々低い価格設定ですが、万が一の保証があるのもいいですね!
coachee のデメリット
求人情報は提示されない
「coachee」はキャリアコーチングサービスです。このため、転職エージェント(人材紹介業者)に認められている求人の実施が職業安定法第39条により禁止されています。
したがって、今すぐ転職したい、仕事先を紹介してほしい、という方は、「coachee」ではなく転職エージェントを利用されるのがいいでしょう。
求職者は「coachee」と転職エージェントとの併用がおすすめ
ただし、転職エージェントは、求人企業(求人をしている提携企業)を求職者に紹介し、求職者がその求人企業に就職することで求人企業から報酬を受けとるビジネスモデルです。このため、場合によっては求職者の適性に合っていない企業や仕事を勧められる可能性があります。
そこで、就職や転職など求職希望のある人で、今の時点で職種や仕事内容などの方向性が明確になっていない人は、「coachee」と転職エージェントとを併用するのがおすすめです。
具体的には、転職エージェントに登録する前に、「coachee」に相談して職種や仕事内容などの方向性を明確にしておくことをおすすめします。
「coachee」は、転職について相談者(求職者)と直接的な利害関係がないので、相談者の立場に立ったアドバイスができます。
実績・知名度が低い?
「coachee」は2021年7月の設立です。また、「coachee」が属するキャリアコーチングサービスは、「 なぜキャリアコーチングの需要が増えているのか?」で説明しましたように、社会の要求の高まりにより近年開始され、増加しつつあるサービスです。
したがって、実績や知名度は、従来からの副業提供サービスやスキルシェアサービスと比較して低いのは当然ですが、着実に積みあがっています。この点、「coachee」についても同様です。
特に、「coachee」は、キャリア形成に特化したサービスであり、コーチからサービスを受けられるという他社にはない点が強みです。
つまり、「coachee」は、「キャリアコーチング×スキルシェア」を特徴とする新業態のサービスです。
「coachee」と転職エージェントとのサービス比較
ここで「coachee」と転職エージェントとのサービス内容を比較してみましょう。比較結果は下記です。
比較項目 | coachee | 転職エージェントA |
費用 | 1,000円/回~ | 無料 |
担当選択 | 事前にやり取りの上選択可能 | 原則選択できない |
業界・職種知識 | あらゆるジャンルの専門家に依頼可能 | 業界・職種の経験者でない場合あり |
カスタマイズ | カスタマイズ可能 | 一般的な転職フロー |
サービスの特徴 | 各コーチオリジナルのノウハウ | 特定企業の転職決定に強み |
相談内容 | 就職、転職、副業、仕事の悩みなど | 転職相談 |
求人紹介 | 提携求人の紹介なし | 提携求人の紹介あり |
転職支援 | SNS、転職サイト、転職エージェント経由等、 全ての求人案件でサポート可能 | 提携求人案件のみ可能 ※採用feeによりハードルがあるケースあり |
「coachee」と転職エージェントとは全く異なるビジネスモデルですね。キャリア形成を相談できるのは、やはり「coachee」でしょう。
「coachee」の利用者の声
以下は、「coachee」の利用者の声の一部です。
利用者の声の多くを確認しましたが、「coachee」に対する利用者の評価は総じて高いようです。
「coachee」の利用方法
⇨
① まず「coachee」のトップページから「無料で登録する」のボタンを押し、指示に従ってユーザー登録を完了します。
② 次に、相談するコーチを探します。この場合、「coachee」が開示しているコーチの評価を参考にするといいでしょう。
例えば、最初なので初回無料相談が可能なコーチを探すのもいいと思います。初回無料相談ができるコーチには初回無料のマークがあります。
③ 相談するコーチが決まればコーチとやりとりし、双方が合意の上で契約します。契約後は、プランに従ってコーチへの相談を開始します。
まとめ
この記事では、「coachee」の特徴やサービスについて解説しました。
「coachee」の特徴を簡単にまとめると、「coachee」では、相談者は、多数のコーチの中から目的に合うコーチを選択でき、低単価で相談でき、単発の相談も可能なので、気軽に利用できることです。
☆ ☆