沖縄県(沖縄本島や石垣島、宮古島)に行って例えばシュノーケリングをした場合、海中の写真をスマホ(スマートフォン)で手軽に撮影できればいいのになぁと思いますよね。
今回、防水ケースに入れたスマホで海の水中撮影ができるかどうか、実際にやってみました。
防水ケースは旅行に行く前に買ったもの。石垣島のシュノーケリングツアーでの検証です。その結果を報告します。
なお、この記事はあくまで個人的見解を記載したものですのでその点を承知ください。
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スマートフォンで海の水中撮影はできるかどうか検証
使用した防水ケース
使用したのは写真の「TORRAS スマホ 防水ケース」です。
楽天市場やAmazonで2,500円~5,000円程度で売っているものです。このタイプの防水ケースとしては比較的高価な部類に属すると思います。スマホの安全性を考えてこれを選びました。
楽天市場やAmazonのサイトでは次のような商品説明がされています。
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検証した場所および使用したスマホ
検証(1)2023年2月28日、場所:石垣島底地(すくじ)ビーチ沖でのシュノーケリングツアー、使用スマホ:ソニーエクスペリアSO-01M、担当 妻
検証(2)2023年3月01日、場所:石垣島大崎ビーチでのシュノーケリングツアー、使用スマホ:OPPO A73、担当 筆者
検証結果
検証(1)の結果
検証(1)では、潮の流れが速くて流されないようにするのに一生懸命になり、カメラモードでシーンを狙ってシャッターを押す余裕はなかったようです。
しかし、動画モードで動画を撮ることはできたようです。上の写真は撮影した動画の見やすい部分をスクリーンショットで取得したものです。ぼやけていてあまりいい写真にはなりませんでしたが。
検証(2)の結果
検証(2)では、カメラモードでの水中撮影を試みましたが、ボタン操作がうまくできず、写真撮影は諦めました。
こちらもあらかじめ動画モードにしておいて動画撮影したのであれば、うまく撮影できたように思います。
検証(1)(2)の結果のまとめ
検証(1)、(2)ともカメラモードでボタンを操作しての水中撮影は容易ではないという結論です。
一方、動画モードによる撮影は可能だと思います。ただし、カメラと海水との間に変形しやすい透明フィルムと空気が入っているのでチョットぼやけた感じにはなりましたが。
カメラモードによる撮影は慣れればもう少し良くなるとは思います。
検証結果において考慮すべき事項
今回の検証結果はシュノーケリングツアーでのものです。つまり、団体行動を強いられ、かつ海底に足が付かなくて潮流があるところ、という少し厳しめの条件下での検証結果です。
ただし、防水ケースに入れたスマホを水中カメラの代わりに使用するということを考えれば、ふさわしい条件下で行った検証の結果であるとも言えます。
一方、シュノーケリングツアー下ではなく、スマホを自由に操作する時間的および精神的余裕がある条件下では、もう少しいい結果になることが予想できます。
妻もそのような条件下であれば防水ケースに入れたスマホでも水中写真を撮れるでしょうと言っていました。
防水ケース使用のスマホで水中撮影する場合のデメリット
以下のデメリットを確認できました。
・画面上のボタン等の操作がうまくできないことがある→防水ケース上から指でスマホ画面のアイコンを操作すると、反応が敏感過ぎたり、逆に反応しなかったりする。
・操作に手間取って繰り返し操作をすると、スマホの画面上のアイコンの並び等が乱れてしまうことがある。
・シュノーケリングツアーにおいてスマホの操作に夢中になると、ツアーの一団から遅れてしまう、あるいは潮に流される危険がある。
専用の水中カメラで撮影した写真
以下は石垣大崎ビーチ(検証(2))でのシュノーケリングツアーの際、インストラクターさんが水中カメラで撮影してくれた写真です。
水中カメラでは水中のダイナミックな写真をとてもきれいに撮影できています。
防水ケースを使うメリット
大崎ビーチ(A)
大崎ビーチ(B)
上の大崎ビーチ(A)(B)の写真は、大崎ビーチ(検証(2))でのインストラクターさんによる撮影です。
防水ケースを使った場合には次のようなメリットがあります。
・スマホをビーチに持ち込む場合、防水ケースに入れて例えば首からぶら下げておけば紛失する恐れがない(大崎ビーチ(A)の写真の右端)。
・防水ケースに砂が混入することはなく、スマホの安全性が保たれる。
・シュノーケリングの際、防水ケースに入れたスマホを首からぶら下げて1時間以上水中にいたが(大崎ビーチ(B)の写真)、防水ケース内に浸水することはなく、防水機能には何ら問題なかった。
・動画モードの撮影はカメラモードの撮影に比べて容易である。
まとめ
・今回の検証結果から、防水ケースに入れたスマートフォンでのカメラモードによる水中撮影は容易ではないことが分かりました。
・カメラモードによる水中撮影をうまくできるようになるには練習が必要かと思います。今回も風呂場などで事前練習しておくべきでした。
・水中での撮影はやはり専用の水中カメラが適しています。家族等との大切な記録を残すのであればそうするのがいいでしょう。水中カメラについては最近は廉価なものもありますし、数千円程度でレンタルもあります。
・一方、防水ケースは、ビーチやプールなどで手軽かつ安全にスマホを持参するための道具としては非常に有効です。
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