きれいな庭は家に住む人にとって和(なご)みの場です。
心に豊かさと安らぎを与えてくれます。
でも庭をきれいなままの状態に維持するのはそれなりに大変。
日当たりが良ければ雑草がよく生えるし、悪ければ植物が育ちにくい。
せっかくの庭、放置している方もいますよね。もったいないです。
うちの庭、手入れが大変だし、どうしようかなって迷っていませんか?
私は、DIYにより庭の一部をレンガ敷にしました。
庭のレンガ敷は、見た目がよく維持管理が容易なのでおすすめです。
この記事では庭のレンガ敷の簡略化したやり方を紹介します。
DIYによる庭の改造をご検討中の方に一例としてご参考になればと思います。
【DIY】庭が激変! 簡単かつ綺麗にできるレンガ敷の庭
庭の一部をレンガ敷にした理由
(1)以前は庭には芝生を敷いていました。芝生は、十分に手入れしていればきれいですが、次のように維持管理が大変という問題がありました。
・芝刈りが必要である
・庭の周縁部など芝刈り機で刈れないところは手作業で刈る必要がある
・きれいない状態に維持することが難しい
(2)そこで、芝生はやめて、次のように変更しました。
・芝生を敷いていたところの1/3程度はレンガ敷に変更
・残りの部分は常緑のグランドカバープランツに変更
レンガ敷の材料について
レンガ
幅114×長さ230×厚さ35(mm)のレンガ(上の写真)を使用。
半円形に並べた部分には、レンガを半分に切断してほぼ正方形の形にしたものを使いました。
レンガはホームセンターやネット通販にて種々のものが売られていますので、好みのものを使うのがいいと思います。
なお、レンガを半分に切ったのは材料費を節約するためです。
ただし、今回使ったレンガは丈夫なものであったため、タガネとハンマーではきれいに割ることができず、ダイヤモンドカッターを取り付けたディスクグラインダー(上の写真)にて切断しました。
この作業は全作業のなかで最も面倒であったように思います。レンガ切断の際には大きな騒音が発生しますし、レンガの切断粉が舞い上がります。
この面倒な切断作業を避けるには、少々割高になっても最初から正方形のレンガを使用するのがいいと思います。
砂、砂利、セメント
砂は、レンガ敷をする土の面上に厚さ10~20mm程度の厚さで砂の層を作るために使います。
なお、本やネット上の情報(以下、公開情報と呼びます)では、砂の層の厚は30mm程度が好ましいとなっていましたが、ここでは材料費節約、作業労力低減(以下、簡略化と呼びます)のため、上記厚さとしました。
砂利は、レンガ敷をする領域の最外周のレンガの下のみに穴を掘って埋め、砂利の層を作りました。
上記公開情報にはレンガ敷きをする面の全域に砂利を敷くことを勧めるものもありしたが、ここでは上記簡略化のためこのようにしました。
セメントは、砂と混ぜてモルタルを作るのに使用します。このモルタルについても、上記簡略化のため、最外周のレンガの下の砂利の層の上のみに敷きました。このやり方でもレンガを安定に固定できています。
レンガ敷の作業について
レンガ敷をする領域を平坦にする
まず、レンガ敷をする領域の土をクワなどを使って平坦にならします。このとき、水溜まりの発生を防止するため、排水方向が僅かに低くなるように傾斜を持たせます。
なお、上記公開情報では、レンガの厚さの分だけ地面を掘るようにと説明されていますが、ここでは薄いレンガ(厚さ35mm)を使ったので、この作業は省略しました。
レンガ敷をする領域の土の上に砂の層を作る
次に、レンガ敷をする領域の土の上に砂を撒いてほぼ均一な厚さ(10~20mm程度)の砂の層を作ります。
砂の層の上にレンガを並べる
次に、砂の層の上にレンガをひたすら並べていきます。この作業は、作業の進行とともにレンガの領域がだんだんと広がっていくので、楽しくできます。
ここでは、見栄えを良くするため、複数の半円形の領域ができるようにレンガを並べました。なお、高さが揃うように、並べたレンガの上面を適宜木槌やプラスチックハンマーで軽く叩きます。
最外周のレンガを敷く場合の作業
最外周のレンガを敷く場合の作業は以下です。
①あらかじめ50mm程度の穴を掘ってそこに砂利を敷く(砂利の層)
②その上にモルタルの層を作る
③その上にレンガを敷く
モルタルは、セメントと砂をセメント1:砂3の割合で混ぜ、さらに水を加えて混ぜて作ります。
雨水桝の蓋の上の処理について
雨水桝の蓋は、そのままでは見栄えが良くないので、蓋の上に園芸用の網を敷き、その上に砂利を敷きました。砂利は、種々のものが販売されているので、気に入ったものを使うといいと思います。
また、このような処理をすることにより、雨水桝からの蚊の出入りを阻止し、蚊の繁殖防止にもなると思います。
レンガ敷部分の清掃について
上の写真は、清掃をさぼって2年ほど放置した状態のものです。この状態でも高圧洗浄機を使えば、容易に下の写真のような当初の状態に戻すことができます。
また、高圧洗浄機を使わなくても、年に数回程度水洗いすれば、当初の状態を維持できると思います。
まとめ・レンガ敷にした感想など
専門の業者さんからは、手抜きの素人工事といわれるかもしれませんが、私的には大変満足しています。
レンガ敷にした利点としては、特に下記を挙げることができます。
(1)芝生敷のときよりも見栄えがよく、かつ維持管理が容易である。
(2)庭のガーデンテーブルは、木製であっても、レンガ敷の上に置くことにより、芝生敷の上に置いていたときよりも、腐食しにくく長持ちする。
レンガ敷をしたことにより庭が激変しました。表題のとおりです。
作業自体は単純です。コツコツやればだれでもできると思います。
DIYでやる意味は、費用のこともありますが、自分でもできた!という達成感と満足感が得られます。
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