鎌倉旅行 鎌倉大仏観光 歴史・拝観料・駐車場・アクセスなど

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国内旅行

2023年6月に関西からマイカーで鎌倉を訪れました。1泊2日の旅。宿泊先は鎌倉プリンスホテル。

鎌倉は若者に人気の海と豊富な歴史的建造物が特徴の観光地。京都や奈良にはない自然や流行と歴史とのバランスが魅力ですよね。

今日は朝から車で江の島を訪れ、その後に鎌倉大仏を観光しました。この記事では鎌倉大仏観光の様子を紹介します。

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鎌倉旅行 鎌倉大仏観光 歴史・アクセス・拝観料など

鎌倉大仏について

鎌倉大仏の概要・歴史

鎌倉大仏は、神奈川県鎌倉市長谷4丁目2番28号にあり、高徳院(こうとくいん)の本尊です。

〈高徳院〉
高徳院は、神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院。本尊は国宝銅造阿弥陀如来坐像の鎌倉大仏。
正式には大異山高徳院清浄泉寺(だいいざん こうとくいん しょうじょうせんじ)と号する。
開基(創立者)と開山(初代住職)はともに不詳。
近世以前に造立された大仏について、東大寺大仏(現存)、鎌倉大仏 (現存)、雲居寺大仏(現存せず)、東福寺大仏(現存せず)、方広寺の京の大仏(現存せず)などの大仏が挙げられるが、天災や戦乱で失われたものが多く、鎌倉大仏は、造立当初の姿をよくとどめている貴重な存在である。
江戸時代には、鎌倉大仏(像高約11.39m)、東大寺大仏(像高約14.7m)、方広寺大仏(京の大仏、像高約19m)の三尊が、日本三大仏と称されていた。
(Wikipedia「高徳院」から引用)

鎌倉大仏と東大寺大仏(奈良大仏)の比較

Wikipedia「高徳院」の説明によれば、現存する大仏は、鎌倉大仏および東大寺大仏のみです。

鎌倉大仏は像高約11.39m、東大寺大仏は像高約14.7mなので、東大寺大仏は鎌倉大仏よりも3.3mほど高いようですね。

両大仏をもう少し詳細に対比してみましょう。

【大きさ】

鎌倉大仏:銅像としては世界で4番目の大きさ。

東大寺大仏:銅造の仏像としては世界最大。

【年代】

鎌倉大仏:鎌倉時代の1252年に建立。

東大寺大仏:奈良時代の752年に完成。東大寺大仏の方が古い歴史を持っています。

【材料と製作技術】

材料や製作技術の違いが、それぞれの特徴を形作っています。

鎌倉大仏:青銅製。鋳造技術の進歩により多くの部品が鋳造品。

東大寺大仏:銅板を組み合わせて製造。

【文化的意義】

鎌倉大仏と東大寺大仏はそれぞれ独自の歴史と文化的意義を持ち、日本の仏教文化において重要な役割を果たしています。

鎌倉大仏:鎌倉時代の仏教の繁栄を象徴。

東大寺大仏:奈良時代の日本の国力を示す象徴。

鎌倉大仏の拝観料・拝観時間

拝観料は、一般および中・高校生:300円、小学生:150円。

拝観時間(高徳院の開門)は、4月〜9月:午前8時〜午後5時30分、10月〜3月:午前8時〜午後5時。

鎌倉大仏の駐車場について

鎌倉の大仏前有料駐車場の様子
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車は、道路を挟んで高徳院の隣の「神奈川県道路公社 大仏前駐車場」に止めました。ここは、本来、大型バス専用の駐車場のようですが、この日は平日のなので普通車でも利用できました。

狭い駐車場なのですぐに満車になります。たまたま空いていたのはラッキー。料金は30分400円。

駐車場は、ここ以外にも「大仏有料駐車場」(23台)、「長谷観音前第1駐車場」(45台)、「長谷はパーキング」(23台)などがあります。

いずれも小さい駐車場なので、土日や観光シーズンは厳しそうですね。絶対数が不足しているので、電車利用がおすすめです。

鎌倉大仏 アクセス 電車

鎌倉大仏に電車で行く場合には、江ノ島電鉄の「長谷駅」下車、徒歩7分です。

高徳院

鎌倉大仏がある高徳院の境内
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高徳院の境内に入ると左手奥にチケット売り場があります。そこでチケットを買って右手に行きます。

鎌倉大仏 拝観

鎌倉大仏がある高徳院の境内
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すると、いきなり鎌倉の大仏さんが現れます。おぉ~!!という感じですね。

鎌倉大仏の前の観光客
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奈良でよく見る東大寺の大仏さんは建屋の中に納まっています。したがって、少し暗いところで眺めるので神秘的な雰囲気に包まれています。

対して、この鎌倉の大仏さんは明るい太陽の下で眺めるので解放感に溢れています。奈良の大仏さんが「静」なら、鎌倉の大仏さんは「動」のような感じを受けます。

鎌倉大仏の正面
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大勢の外国からの観光客が大仏さんを取り囲んでいます。前の方では、膝をついて拝んでいる人がいます。

鎌倉大仏の正面
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「この地で長い間日本の歴史を見てきたし、これからも見ていくよ」といった空気感のあるお姿ですね。

鎌倉大仏の側面
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鎌倉大仏の横顔
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端正な顔立ちですよね。

鎌倉大仏の側面
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大仏さんの方を向いて座禅を組んでいる人がいました。そうしたくなる気持ちも理解できます。

大仏胎内拝観

鎌倉大仏は胎内拝観ができます。

大仏胎内拝観は、午前8時〜午後4時30分(通年)です。料金は50円。

鎌倉大仏の胎内拝観
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鎌倉大仏の胎内拝観
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胎内拝観の通路は狭く、中も狭い空間ですが、胎内の様子がよくわかるので入ってみる価値はあると思います。

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鎌倉大仏 わらじ

鎌倉大仏のわらじ
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高徳院の休憩所にあるのは大きな「わらじ」。サイズは、片足90㎝×180㎝で約45㎏。

この「わらじ」は、茨城県常陸太田市中野町の「松栄(まつざか)子供会」が奉納したもの。

「わらじ」の意味は、「大仏さま。座ってばかりいないで、散歩に出かけてください」ということのようです。3年に1回作り替えられています。

鎌倉大仏 石碑・歌碑

高徳院の境内にはたくさんの石碑や歌碑があります。

高徳院の境内にある石碑
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高徳院の境内にある与謝野晶子の歌碑
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これは、与謝野晶子の歌碑。「かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな 晶子」と詠んでいます。

なお、鎌倉大仏は「釈迦牟尼」ではなく「阿弥陀如来」。

後に、与謝野晶子は、この歌を「かまくらやみほとけなれど御姿の美男におわす夏木立かな」と詠み直したらしい、ということです。

鎌倉大仏の紫陽花(あじさい)

今の季節は紫陽花が見頃ですね。

高徳院の境内にある紫陽花
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高徳院の境内にある紫陽花
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高徳院の境内にある紫陽花
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高徳院の境内にある紫陽花
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赤紫、青紫、白ときれいに咲いています。

これで鎌倉大仏の観光は終わりです。

まとめ

鎌倉大仏は鎌倉観光では象徴的な観光スポットですよね。鎌倉の観光案内でも必ず目にします。

高齢者になって初めて訪れました。元気な内に観光できてよかったと思います。

関西でよく訪れる奈良大仏と比較しながら観光すると大変興味深く観光できました。

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