冬の北海道は大変寒いですが、スキー以外の旅行で行く雪の北海道も行ってみたいと思いますよね。
2022年12月にジャルパックで冬の北海道、札幌・小樽・ウポポイを格安で旅行できたので紹介します。
旅行費用の概要(2泊3日 JAL便による関西空港ー新千歳空港往復、センチュリーロイヤルホテル宿泊、レンタカー)
以下のように格安で旅行できました。
予約日2022年9月27日 | |
(行き)2022年12月14日(水) JAL 大阪(関西) 9:35発 → 札幌(新千歳)11:30着 (帰り)2022年12月16日(金) JAL 札幌(新千歳)17:55発 → 大阪(関西)20:20着 ホテル 札幌 センチュリーロイヤルホテル 2泊(朝食付) | 2名 83,800円 |
レンタカー オリックス Sクラス | 3日間 1,500円 |
ホテル駐車料金 | 2日分 2,600円 |
合計(2人分) | 87,900円 |
大阪の難波から関西空港へ ラピート(南海電車の特急)はほぼ満席(2022年12月14日(水))

ラピートで朝食
ラピートは、外国人の乗客も多くほぼ満席です。スーツケースは、車両前部の置き場所が一杯なので仕方なく座席の前に。
今年の8月に乗ったときは、ほぼ貸し切り状態だったのですが…。新型コロナに対する規制緩和が効いているようです。
札幌(Sapporo)観光
激安のレンタカー

レンタカーはオリックスレンタカーのCクラスで、ダイハツのTHOR(トール)です。この車は、スタッドレスを履いたフルタイム4WD。これで3日間1,500円(1日500円)!!驚きの価格です。レンタカーはジャルパックで予約しました。
THORは排気量が1000ccと小ぶりですが、雪道での走りは安定していて信頼できました。
昼食は札幌のトリトン
昼食は寿司を食べました。札幌で人気の回転ずしチェーン店の「トリトン」です。






看板は「回転寿し」となっていますが、実際には寿司は回転しておらず、タッチパネルでの注文方式でした。職人さんがカウンターの中から寿司を手渡ししてくれます。
関西の大衆寿司店では食べられないネタとボリューム!!さすがは北海道、非常に美味しく、満腹になりました。料金は二人で5千円弱です。安い!
札幌の市電


札幌は市電が走っています。市電の除雪車もあります。これは初めて見ました。サララ電車というものです。
ササラ電車は、札幌市電と函館市電で運行されている除雪用の車両です。「ササラ」とは竹製のブラシのことで、これを連ねたブルーム(箒)を回転させて軌道敷に圧接し、走行しながら排雪します。
センチュリーロイヤルホテル(Century Royal Hotel)にチェックイン





ホテルは、B1FからJR札幌駅・地下鉄さっぽろ駅に地下コンコースで直結(徒歩2分)しており、非常に便利です。なお、隣にあるセブンイレブンにも地下で直結しています。
駐車場は地下に30台分あります。
泊まった部屋はスタンダードツインです。シティホテルなのでこじんまりですが、特に問題ないです。
冬の札幌 イルミネーション 2020
札幌では、第42回さっぽろホワイトイルミネーションが開催されていました。主な会場は以下のとおりです。いずれも入場は無料です。
駅前通会場 2022年11月22日~2023年2月11日 16:30〜22:00
札幌駅南口駅前広場会場 2022年11月22日~2023年3月14日 16:30〜24:00
札幌市北3条広場アカプラ会場 2022年11月22日~2023年3月14日 16:30〜22:00
大通会場 2022年11月22日~12月25日 16:30〜22:00 (25日(日)は24:00まで)
南一条通会場 2022年11月22日~2023年3月14日 16:30〜22:00








上に挙げた写真はイルミネーションのほんの一部です。とても綺麗です。
冬の札幌 イルミネーション 2023
ちなみに、「冬の札幌 イルミネーション 2023」は下記のように行われる予定です。
- 宮の森フランセス教会イルミネーション: 冬空に映える幻想的な輝き。期間:2023年11月1日(水)~2024年3月31日(日)。電球数:10,000。
- SAPPORO FACTORY 30th ANNIVERSARY CHRISTMAS: 豪華な光で包まれた幻想的なサッポロファクトリー。期間:2023年11月3日(祝)~12月25日(月)。電球数:50,000。
- 藻岩シャローム教会 イルミネーション&クリスマスツリー: 教会に星のように光が降り注ぐ。期間:2023年11月中旬~12月25日(日)。電球数:不明。
- 白い恋人パーク スイートイルミネーション2023: 「しあわせ」を知らせる大きなベルが特別な日を演出。期間:2023年11月15日(水)~2024年3月31日(日)。電球数:80,000。
- 第42回さっぽろホワイトイルミネーション: 札幌駅前の通りを華やかにライトアップ。期間:2022年11月22日(火)~2023年2月11日(土)。電球数:800,000。
夕食はすすきのザンギ本舗でザンギ!


夕食はすすきの「ザンギ本舗」でザンギを食べました。小さな店で、地元の客が多い感じです。
ザンギとは鳥の唐揚げのこと。北海道では鳥の唐揚をザンギと呼ぶようです。2種類のザンギ定食を注文しました。1個がでっかく、大変美味しい。ボリューム満点でまたもや満腹です。

帰りは「すすきの」から「札幌」まで地下鉄です。
小樽(Otaru)観光(2022年12月15日(木))
朝食はセンチュリーロイヤルホテルのビュッフェ

ここの朝食は、楽天トラベル「朝ごはんフェルティバル」で2019年北海道エリアで第1位になったようです。シャンパンが飲み放題でしたが、車の運転があるので控えました。残念!
降雪の札幌自動車道を通って小樽へ


この日(2022年12月15日)は、本州北部から北海道にかけて大変な悪天候でした。何十年ぶりかの雪道ドライブです。雪道の運転は若い頃にスキー場へ通って以来です。緊張して肩が凝りました。
雪道にはアイゼン。これ最高!

妻は通販で買ったアイゼンを用意していました。取り付けは簡単。これをブーツの底に取り付けるとアイスバーンでも滑らないようです。「これ最高!」と言っていました。
私は、何十年か前のホーキンスGTを下駄箱から引っ張り出して履いてきました。底がギザギザのブロック形状なので大丈夫かなと思いましたが、やはりアイスバーンではダメでした。見っともなく転んでしまいました。それを見ていたおばさんグループは「かわいそう!」と言いながら大笑いしていました。
小樽市総合博物館
大雪の中、小樽市総合博物館へ行きました。




「しづか、ここにいたんか!!」鉄道好きの妻は思わず叫びました。
しづか号は、義経号と弁慶号の少し後に、北海道の最初の鉄道である幌内鉄道(ぽろないてつどう)を走りました。義経号と弁慶号は1880年(明治13)に、しづか号は1885年(明治18)に、いずれもアメリカのH・K・ポーター社から輸入しました。
義経号は京都市の鉄道博物館に、弁慶号はさいたま市の鉄道博物館に、それぞれ展示されています。
小樽運河(Otaru Canal)


雪の小樽運河はとても綺麗です。とても寒いですが…。


夜になるとこうなります。さらに綺麗です。

人気の小樽境町通り商店街です。大雪です。ここで転びました。
人気のスイーツ店


この通りには人気のスイーツ店がいくつかあります。そのうちの一つがルタオパトスです。ここでは、「MALON BOUBLE」を買いました。とっても美味しいスイーツです。
かま栄


小樽境町通り商店街の近くには、かまぼこ製造販売の「かま栄」があります。かまぼこ好きの私には外せない店です。自分用にいくつかの土産を買い、店内で人気のパンロールを食べました。パンロールの味は人気どおりです。
北一硝子


北一硝子は小樽の有名硝子店です。三号館の北一ホール(レストラン&カフェバー)は大人気で長蛇の列です。

醤油が漏れないという醤油さしを買いました。色が綺麗です。
夕食は小樽駅近くの三角市場の人気店で


夕食は小樽駅近くの三角市場内にある「味処たけだ」で食べました。大繁盛で多くの人が順番待ちをしています。カニ、イクラ、ウニ3品の「わがまま丼」を食べました。とても贅沢感があります。味はもちろん美味です。
吹雪の札幌自動車道を通って小樽から札幌のホテルへ

帰りの札幌自動車道は吹雪です。運転は大変疲れました。ハンドルを握る指がつってしまいました。4WD車に感謝です。
ウポポイ(Upopoy)観光(2022年12月16日(金))


国立アイヌ民族博物館








伝統的なアイヌ文化のみならず、現代に息づく多様なアイヌ文化とそれに関わる人々を多用な展示で紹介します(ウポポイマップの記載を引用)。
体験交流ホール
重要無形民俗文化財指定の「アイヌ古式舞踏」やムックリ演奏をはじめとして、ユネスコ無形文化遺産にも登録されているアイヌの伝統芸能を上演します(ウポポイマップの記載を引用)。
感想
国立アイヌ民族博物館の展示は綺麗に整理されており、アイヌ文化の片鱗を容易に知ることができます。展示品やアイヌの歴史を説明する文書、映像から、アイヌの人々の苦悩の歴史や力強い生命力を感じ取れます。
体験交流ホールで演じられる「アイヌ古式舞踏」は是非とも鑑賞されることをお勧めします。
新千歳空港(New Chitose Airport)
旅の締めはラーメン道場で
今回の旅の締めは新千歳空港のラーメン道場です。


「えびそば一幻」のえびそばを食べました。とても美味い!
他の店は空いているのにこの店だけ満員です。この状況は、他の店のラーメンが不味いのではなく、この店の「えびそば」が特別美味いからだと思います。
その他の土産物

北海道には魅力的な土産物(特にお菓子類)がたくさんあります。買いだすときりがないです。写真のものは土産物の一部です。
旅行のまとめと感想
・レンタカーでの移動は、新千歳空港 → 札幌(ホテル) → 小樽 → 札幌(ホテル) → ウポポイ(白老町) → 新千歳空港です。総走行距離は約260km、ガソリン消費量は22.5ℓです。
・予定していた札幌の「もいわ山ロープウェイ」と小樽の「運河クルーズ」は、強風と悪天候のため運航が中止となりました。残念でしたが他で十分楽しめました。
・札幌と小樽の夜のライトアップはとても綺麗で好感が持てました。
・各地での食事は大変美味しく満足しました。
・幸か不幸か、降雪に見舞われた旅行でしたが、北海道らしい雪の風景を見られたのが良かったです。
・安く旅行するには、『旅行会社等が販売する安い旅行プランを見つけること → 安い旅行プランは早めに売り切れるので早めの予約が必要 → 早めの予約には旅行予定日辺りの気象状況や社会状況(新型コロナの蔓延状況等)等が予測し辛い → そこはそれらのリスクを承知の上である程度「エイヤー!」で決断することが必要』と考えます。
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