【2021年12月】シニアの大分県 湯布院温泉・別府温泉の旅

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国内旅行

大分県は日本一の温泉県と言われています。

そんな大分県の温泉地といえば湯布院温泉と別府温泉が真っ先に思い浮かびますよね。一度は行っておきたい温泉です。

今回は、高齢(85歳)の義父と妻と湯布院温泉、別府温泉を2泊3日で旅行しましたの紹介します。

今回は義父に楽しんでもらうための旅行。義父の希望を最優先にして旅行のルートを選定しました。

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旅行1日目(12月17日)

車で伊丹空港へ

伊丹空港へは車で行き、車は空港の駐車場に3日間を預けておきました。

伊丹空港→大分空港

伊丹空港から大分空港へ向かう飛行機
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伊丹空港からANAのプロペラ機で大分空港へ向かいます。

プロペラ機に乗るのはかなり久しぶりです。

40年ぐらい前に高松空港から伊丹空港まで乗ったYS11以来です。

伊丹空港から大分空港へ向かう飛行機の機内サービス
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機内サービスで提供されたコーヒーのコップ。「鬼滅の刃」はシャレてますよね。

大分空港

大分空港
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大分空港に到着。すっきりとしたブルー系色のフロアー。きれいに掃除されています。

まず、大分空港からレンタカーで青の洞門へ向かいました。

義父にとっては青の洞門を見るこが今回の旅行の第1の目的です。

青の洞門(あおのどうもん)

青の洞門は、耶馬渓に含まれ、山国川に面してそそり立つ競秀峰の裾に位置します。

全長は約342m、そのうちトンネル部分は約144mです。

青の洞門は曹洞宗の僧禅海が掘ったもの。

禅海が豊後国羅漢寺を参詣した時、川沿いの断崖にかけられた桟橋、青野渡が危険で、人馬のしばしば覆没することを知り、これを哀れみ、陸道の掘削を思いつきました。

1730年(享保15年)頃に掘削を始め、30年余りの歳月をかけて1763年(宝暦13年)に完成しました(Wikipedia「青の洞門」から抜粋)。

青の洞門の駐車場
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青の洞門の駐車場から見える景色。周りは岩山ばかり。

この季節、駐車場にはほとんど車が止まっておらず大変空いています。

青の洞門の入口
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青の洞門の入り口。

青の洞門の内部
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青の洞門の途中に開けられた明り取り用の窓
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青の洞門の途中に開けられた明り取り用の窓。

青の洞門の出口から入口方向を見た眺め
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青の洞門の出口から入口方向を見た眺め。

この青の洞門を見たり禅海さんの話を読んだりすれば、禅海さんは凄い!信念を持った人間は凄い!と感ぜずにはおれません。

青の洞門の詩
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余談ですが、学生の頃、青の洞門の直ぐ近くのキャンプ場でキャンプをしたことがあります。

関西から男3人で私の車でやって来ました。運転手は私のみです。ほとんど観光もせず、キャンプだけして帰りました。

なぜこんなに遠くまでキャンプをしにきたのか?何か不思議な思い出です。

湯布院温泉 ゆふいん山水館

湯布院温泉 ゆふいん山水館の外観
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今日泊まる「ゆふいん山水館」。山水館は大分県由布市湯布院町にあります。

由布岳ビューの部屋を選びました。

絶景 夕方の由布岳

由布岳(ゆふだけ)は、大分県由布市にある標高1,583メートルの活火山。山体が阿蘇くじゅう国立公園に指定されています。

東峰と最高峰の西峰の2つのピークからなり、円錐形をしていることから、豊後富士とも称されます。由布院盆地では、各所から由布岳の独特な山容を望むことができます。

古来より信仰の対象として崇められ、「古事記」や「豊後国風土記」にもその名が記されています(Wikipedia「由布岳」から抜粋)。

ゆふいん山水館の客室から見た夕方の由布岳
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旅館の部屋から見える夕方の由布岳。由布岳の頂上と同じ高さの位置の右側に白い点のように月が見えます。

ゆふいん山水館の客室から見た夕方の由布岳
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月が由布岳の頂上よりも高く上り、先ほどよりも大きくなりました。輝いて見えるので太陽のようにも見えます。

由布岳の素晴らしくかつ何か不思議に感じる景色です。まるで絵のように見えます。

今回の旅行で見た多数の景色の中でも最高の景色!!です。

夕食は山水館で会席料理

由布院山水館で食べた夕食の会席料理
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会席料理です。日本料理は素晴らしい!どれも美味しく頂きました。

懐石料理と会席料理

ここで分かり難い「懐石料理」と「会席料理」との違いを簡単に整理しておきましょう。

懐石料理は茶会の料理を指します。会席料理は宴会で振舞われる料理を指します。

会席料理は、本膳料理と懐石が変化・発達したもので、現在では日本料理の主流となっています。コースの場合は品数が多く、豪華であるのが特徴です。

会席料理と懐石料理のルーツは、室町時代の本膳料理です。会席料理は、江戸時代に酒宴のもてなし料理として生まれました。

懐石料理は、千利休が確立した茶の湯の文化の中で体系化されました(スッキリ「『会席料理』『懐石料理』の違いとは?本膳料理との関連も含めて解説」から引用)。

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旅行2日目(12月18日)

朝食は山水館で

由布院山水館で食べた朝食
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美味しい朝食でした。

由布院山水館で食べた夕食の会席料理
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みかんの上にイチゴの帽子をかぶったサンタさんでしょうか。

クリスマスが近いのでそれを意識した工夫が凝らされています。心が和みます。

朝の由布岳

朝の由布岳
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昨日とは打って変わって雪模様の朝の由布岳の景色。

頂上付近が雲に隠れて雪が降っているようです。

由布院山水館の庭に降った雪
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由布岳の頂上付近を覆っていた雪雲がこちらにも流れて来て、旅館の庭にうっすらと雪を降らせました。

これから旅館をチェックアウトして車で金鱗湖(きんりんこ)へ向かいます。

金鱗湖(きんりんこ)

金鱗湖(きんりんこ)は、大分県由布市の由布院温泉にある池。

大分川の源流のひとつであり、この池に朝霧がかかる風景は由布院温泉を代表する景観となっています。

金鱗湖は、面積0.8ha、周囲約400m、水深約2mです。池底から温泉と清水が湧き出ています。金鱗湖には5つの河川が流入しており、その中には約30℃の温泉水が流れる河川があります。

温泉水による温度差のために秋から冬にかけての早朝には池面から霧が立ち上る幻想的な光景が見られます。

その霧が、由布院盆地名物の朝霧の源であるとも言われています(Wikipedia「金鱗湖」から引用)。

由布院の金鱗湖(きんりんこ)
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霧が立ち上る金鱗湖。幻想的な美しさですよね。

由布院の金鱗湖(きんりんこ)のカワウ
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これはカワウですね。人が近づいてもずっとこの場所にいます。ここが縄張りなんでしょうか。水の中には鯉が見えます。

義父に由布院の町の散策を提案したところ、あまり歩きたくないというので町の散策は諦めて岡城跡に向かうことにしました。

昼食はお好み焼きと焼きそば

昼食に岡城跡近くのお好み焼き店で「お好み焼き」と「焼きそば」を食べました。

岡城跡近くのお好み焼き店で「お好み焼き」と「焼きそば」の昼食
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岡城跡近くのお好み焼き店で「お好み焼き」と「焼きそば」の昼食
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店主は以前に京都に居たことがある人で、私が京都府から来たことが分かると懐かしがって饒舌に昔話を語ってくれました。

国指定史跡 岡城跡(おかじょうせき)

岡城(おかじょう)は、大分県竹田市にあった山城。「臥牛城(がぎゅうじょう)」、「豊後竹田城(ぶんごたけたじょう)」とも呼ばれています。

岡城が築かれた天神山は標高325m、城域は、東西2500m、南北362m、総面積は23万4千㎡に及びます。

伝承では、1185年(文治元年)に緒方惟義が源頼朝に追われた源義経を迎えるために築城したことが始まりと言われています。

「荒城の月」作曲者の瀧廉太郎は、幼少期を竹田で過ごしており、この岡城にて曲のイメージを得たといわれていています(Wikipedia「岡城 (豊後国)」から引用)。

岡城跡(おかじょうせき)
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岡城跡(おかじょうせき)
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義父は高齢にも拘わらず坂道をスタスタと登って行きます。

え、あまり歩きたくなかったんじゃないの?興味のある場所は別のようです。

岡城跡(おかじょうせき)
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岡城跡(おかじょうせき)
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非常に広い城跡です。石垣も大変立派かつ堅牢に見えます。

「難攻不落の名城」とか「天空の城」とか呼ばれていたようです。

次は臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)に行きます。

特別史跡 国宝 臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)

臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)は、大分県臼杵市にある磨崖仏です。一般には臼杵石仏(うすきせきぶつ)の名で知られています。臼杵八ヶ所霊場第一番札所です。

磨崖仏造営の時期や事情を証する史料は一切残っていません。地元に伝わる「真名野長者伝説(炭焼き小五郎伝説)」では、この磨崖仏は亡くなった娘の菩提を弔うために長者が彫らせたとされており、用明天皇が登場することから、この伝説の舞台は6世紀後半と考えられています。

しかし、実際の磨崖仏は、仏像の様式などから大部分は平安時代後期、一部は鎌倉時代の作と推定されています(Wikipedia「臼杵磨崖仏」から引用)。

大分県臼杵市にある臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)
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崖の石を削って石仏を一体一体造る作業は大変な労力を技術を要したと想像できます。

大分県臼杵市にある臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)
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大分県臼杵市にある臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)から見た風景
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臼杵磨崖仏あたりから見た周りの景色です。広々としてのどかです。

別府温泉 おにやまホテル

別府温泉 おにやまホテル
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今晩は「おにやまホテル」に泊まります。「おにやまホテル」は大分県別府市鉄輪(かんなわ)にあります。

夕食はおにやまホテルで会席料理

別府温泉 おにやまホテルで食べた夕食の会席料理
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今晩も会席料理です。美味しく頂きました。

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旅行3日目(12月19日)

朝食はおにやまホテルで

別府温泉 おにやまホテルでの超汚職
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盛りだくさんの美味しい朝食でした。

別府湾

別府湾の景色
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ホテルから見える別府湾です。

鬼山地獄

ホテルから近くの鬼山地獄へ行きました。

ここには、海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄、鬼石坊主地獄、鬼山地獄、かまど地獄と名付けられたスポットがあります。その他、足湯や蓮の温室、ワニ地獄?などがあります。

鬼山地獄
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血の池地獄です。

鬼山地獄
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白池地獄です。

鬼山地獄
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海地獄です。

鬼山地獄
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鬼石坊主地獄です。

鬼山地獄
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ワニ地獄?

両子寺(ふたごじ)

鬼山地獄を訪れた後、時間があったので両子寺(ふたごじ)へ行きました。

両子寺は、大分県国東市安岐町両子の両子山中腹にある天台宗の寺院です。山号を足曳山と称します。本尊は阿弥陀如来(大講堂)です。九州西国三十三箇所第六番・国東六郷満山霊場第十三番です。

養老2年(718年)に仁聞菩薩によって開創されたと伝えられる六郷満山の中山本寺で、修行の中心地として栄えました。山門に続く石段の両脇には、江戸後期の作とされる国東半島最大級(総高245cm、像高230cm)の石造の金剛力士(仁王)像が立っています。

境内は瀬戸内海国立公園内に位置し、その森は森林浴の森100選にも選定されています。紅葉の名所、子授けの寺としても有名です(Wikipedia「両子寺」から引用)。

大分県国東市安岐町両子の両子山中腹にある両子寺(ふたごじ)
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大分県国東市安岐町両子の両子山中腹にある両子寺(ふたごじ)の様子
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夕食は大分空港の食堂で

大分空港の食堂での夕食
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ついつい注文してしまうかつ丼です。

大分空港→伊丹空港

大分空港から伊丹空港への帰りのANAのジェット機
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これで湯布院温泉・別府温泉の旅は終わりです。ANAのジェット機で大分空港から伊丹空港へ向かいます。

伊丹空港に到着後、駐車場に預けておいた車に乗って帰りました。駐車料金は3日間で5,700円でした。

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旅のまとめと感想

この旅行は、青の洞門→由布院温泉→金鱗湖→岡城跡→臼杵磨崖仏→別府温泉→鬼山地獄→両子寺を巡る旅でした。

今回は繁華街とかは全く行かずに義父の希望を最優先した旅でしたので義父には満足してもらえたと思います。そうであれば旅の目的は達成です。

湯布院温泉・別府温泉は九州を代表する人気の温泉地ですので機会があればまた行きたいと思います。

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